「年を重ねたからこそ」の住環境を考えてみましょう
2023/11/02
こんにちは。芸家です。
木々の葉もだんだん色づく季節となりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
暮らしと住まいを快適にするためのちょっと役立つ情報をお届けします♪
今回のテーマは「年を重ねて考える住環境」です。年を重ねると、ちょっとした油断でケガをしたり、掃除なども億劫になりがちです。少しでも快適に暮らせるヒントをご紹介します。
【ケガなどのリスクを減らす住環境にする】
①安全のため、床にモノをおかない・敷かないように心がける
床にバッグや新聞などがあると、それにつまずいてケガをする恐れがあります。床以外に置き場を決めることで床がスッキリするだけでなく、モノの定位置が決まり探しモノも減らせます。
床にじゅうたんやラグを敷かない、座布団も置きっぱなしにしない、というのもポイントです。年を重ねると床とじゅうたんの縁という、少しの段差でもつまずくことがあるそう。
②重いモノは下に置く
大きな鍋など、重いモノを収納棚の上の方に置くと、出し入れの際に思わぬケガにつながる危険があります。収納棚の下の方に置きましょう。また、玄関ホールに宅配の荷物などのモノを放置すると出入りの際にじゃまになり、つまずきの一因に。届いたらすぐにモノを出して片付けましょう。
【間取りや設備を見直して、より快適に】
①段差のないバリアフリーが最適
床に段差がないとつまずきの心配がないだけでなく、掃除もしやすく、格段に動きやすくなります。
②手摺りをつけるならプロに相談を
手摺りの高さは身長によってさまざま。歩行のためなのか、つかまり立ちのためのものなのか、用途にもよるのでプロに相談してみましょう。
③寝室の環境と扉の仕様も検討を
リビングはもちろん、将来の介護のことも考えて寝室も日当たりが良いか、窓から緑が見えるか、など住環境に配慮すると良いですね。また、滑りにくいフローリングにする、ドアを開き戸から引き戸にすると歩行のしやすさがアップします。車いすを使うことがあっても、引き戸なら開閉しやすいです。
④動線をシンプルにする
廊下をなくしてLDKや寝室から水まわりに直接行く間取りなら、ワンアクション減らせるので動きやすさもアップします。特に、寝室のそばにトイレや洗面室を配置することはオススメです。夜中、トイレに行きやすく、介護をすることになっても寝室から浴室への移動がしやすいので介護の負担を軽減することができます。
「年を重ねて考える住環境」はいかがでしたか?
年を重ねてリフォームを考える人もいるかもしれません。どんな間取りや設備なら快適か、元気なうちに考えてみるのも良いですね。
中央林間にあるアートハウスは、これまで20年以上お客様のリフォーム、内外装の工事等、神奈川を中心に地域密着で施工をしています。
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